隠岐諸島は太古から大自然と人が共存している貴重な場所として「隠岐ユネスコ世界シオパーク」に認定されました。
今回は“隠岐の島町”を紹介します♪
隠岐の島町(島後)は、自然や町並みを楽しめる遊覧船で水上散策をしたり、赤尾展望台から海に沈む夕陽を眺めるのも素敵です!
隠岐の島町(おきのしまちょう)は、島根県沖の日本海に浮かぶ隠岐諸島の一部です。
古くから「隠岐の国」と呼ばれ、現在に伝わる史跡や伝統行事は、旅人を常しえの世界へと導きます。
島根県は松江城が国宝指定され、面積5万坪の足立美術館は島根県の登録博物館として世界的に注目が集まっています!
◆松江城
松江城は2015年7月に国宝に指定されました。望楼型、下見板張り、桃山風の質実剛健の構えが特徴です。
全国に現存する12天守の一つで、城下町松江のシンボル「別名:千鳥城」とも呼ばれています。
城山公園内には、散歩道があり松や竹林、桜や椿、梅などの季節の移り変わりを感じられます。
- 松江城
島根県松江市殿町1-5
◆足立美術館
足立美術館は日本画の名作約1500点を所蔵し、その中でも日本画家の巨匠である横山大観の作品は130点を収蔵しています。
見事な枯山水庭園が世界的に評価が高い登録博物館です。
枯山水(かれさんすい)は、池や遣水などの水を使用せず、山水の風景を主として白砂と石組みで表現する庭園のことです。
足立美術館の日本庭園は5万坪に、「枯山水庭」「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」「寿立庵の庭」「亀鶴の滝」の6つに分かれいて、季節の花々が咲き誇る庭園を楽しむことができます。
秋にはドウダンツツジや色彩豊かなモミジの紅葉がしっとりと落ち着いた日本庭園が楽しめます。
足立美術館の庭園がアメリカの日本庭園専門誌「Sukiya Living/The Journal of Japanese Gardening」に13年連続1位に選ばれました。
ちなみに2位は、京都府の桂離宮、3位は東京都の山本亭でした。
- 足立美術館・日本庭園
島根県安来市古川町320
◆伝統文化
隠岐の島では、「牛突き(闘牛)」伝統が残っており、全国的にみてもわずかに残るのみとなりました。
隠岐の牛突きの発端は、約800年前に隠岐へご配流となった後鳥羽上皇をお慰めするために島民が始めたと伝えられています。
伝統文化である牛突きを現在では「観光牛突き」として行っています。
- 隠岐の島町観光協会
島根県隠岐郡隠岐の島町中町目貫の四54-3 隠岐ポートプラザ1F
◆郷土料理
隠岐の郷土料理と言えば、たくさんある中でも古くから島民の間でも親しまれてきた「隠岐そば」と岩のりで包んだ「爆弾おにぎり」。
隠岐そばの特徴は、蕎麦はつなぎを使用せず100%蕎麦粉を使っていて、なんと言っても太くて短い。だし汁はアゴやサバ(トビウオ)を使うのが隠岐蕎麦の特徴です。
- お食事処 味乃蔵
島根県隠岐郡隠岐の島町西町八尾一の16
◆お宿
隠岐の島町にある「ホテル海音里」は、目の前に穏やかな福浦湾、横には壮大な山、後ろには深浦滝が流れ、様々な景色が楽しめるホテルです。
ホテルからローソク島遊覧船乗り場まで徒歩15分!一番近いホテルです。
- 隠岐・ホテル海音里
島根県隠岐郡隠岐の島町南方1933-1
◆ローソク島
隠岐の島町(島後)の北西の沖合いに海から約20mの高さでそびえ立つ「奇岩ローソク島」
島の先端に夕日が重なると、まるで一本の巨大ローソクに火を灯したように輝きます。船上からしか観ることの出来ない幻想的な感動の一瞬です!
「旅サラダ」で俳優・田村亮さんが20年憧れ続けた“ローソク島の夕日”が紹介されました!
- 隠岐の島町役場
島根県隠岐郡隠岐の島町城北町1
隠岐の新鮮な魚介類や隠岐牛に舌鼓しながら、地元のお酒で乾杯するのも旅の醍醐味ですね♪