「遠くへ行きたい」石垣島“食の宝島”常夏の旅

今回の「遠くへ行きたい」は、沖縄県石垣島の離島を旅します♪

初登場の平岳大さんは、父・平幹二朗さん、母・佐久間良子さんという平さんが自然豊かな石垣島を紹介します♪

東京との気温差は15度近くあり、景勝地として有名な川平湾をはじめ、年間通してハイビスカスが咲く常夏の石垣島!

石垣島_石垣空港

旅は東京羽田から直行便で3時間半。

八重山の島々への玄関口である南ぬ島石垣空港(ぱいぬしま)からスタートです!

◆八重山漁協

石垣島_八重山漁協

平さんが最初に訪れたのは、朝の八重山漁協で、南国の魚のセリの様子を見学します。

八重山漁協のセリは土曜日を除く、毎朝9時から自由に見学ができるので、元の人ばかりでなく、旅行客でも楽しめる観光スポットです。

石垣島_八重山漁協 セリ場

八重山漁協のセリ場では、南国ならではの色とりどりの魚が並んでいます。ここの普通の競り市と違って断然、女性の姿が目立ちます。

  • 八重山漁業協同組合 本所
    沖縄県石垣市新栄町83

◆さしみ専門店「さしみや」

石垣島_イラブチャー

「さしみや」と呼ばれる、さしみ専門店を訪ねると、先ほどセリで落札した魚が刺身のサクになって店頭に並び、新鮮な魚をお客さんが次々と買っていきます。

石垣島_イラブチャーの天ぷら

イラブチャーの天ぷらは、淡白な味わいでおやつ代わりにパクパク食べれるのが特徴です。

  • 金城さしみ店
    沖縄県石垣市字新川52

◆マグロ一本釣り

石垣の漁師は海人(うみんちゅ)と呼ばれています。

石垣島_マグロ漁

海人歴30年の比嘉康雅さんの船に乗り、初挑戦の平さんもマグロの一本釣りに挑戦!
この時期一番釣れる手法は「ジギング」と呼ばれる方法で、疑似餌を海底から引き揚げる腕力勝負の手法です。

◆八重山そば「ゆうくぬみ」

石垣島_ゆうくぬみ「八重山そば」

地元の方に教えてもらったお勧め店「ゆうくぬみ」で八重山そばを注文する!

沖縄そばといったら、豚のあばらを煮込んだソーキをトッピングした「ソーキそば」が有名ですが、地元名物「八重山そば」は、一般的にしょうゆで煮込んだ細切り豚の赤身肉と、島かまぼこがトッピングにされています。

石垣島_八重山そば

だしと麺の製法は同じでも、「八重山そば」は、ほのかな甘味がなんともいえないスープと、細麺が特徴となっています。

沖縄本島では紅ショウガを添えることが多いですが、八重山地方では紅ショウガは添えず、代わりに「ピィパーズ(島胡椒)」を好みます。

  • 八重山そば ゆうくぬみ
    沖縄県石垣市字大川10-2

◆島胡椒「ピィパーズ」

石垣島_ピィパーズ農園

島のスパイス「ピィパーズ(ビパーズ)」を作る農園にお邪魔します。

ピィパーズは、石垣島の方言呼び名で、八重山では古くから香りを楽しむような食文化として根付いた島胡椒です。

離島のいいもの 沖縄セレクション ピィパーズ

シナモンのような甘くてスパイシーな香りと山椒のような清涼感を併せた独特の風味と辛さが特徴です。

天日干しにされた実は、胡椒にされ“八重山そば”をいただく際に欠かせ無い調味料で、チャンプルーや沖縄料理の薬味などにも使われています。

  • 離島のいいもの 沖縄セレクション
    https://okinawaselection.jp/

■川満精肉店「もろみ豚販売&とんかつ屋」

石垣島_川満精肉店『とんかつ定食」

石垣島生まれの高級ブランド豚として話題の「もろみ豚」の養豚場を訪れ、精肉店直営の川満精肉店でロースかつ定食に舌鼓する。

もろみ豚は、三種類の品種の豚を掛け合わせた豚(三元豚)に、沖縄で有名な酒「泡盛」の製造過程で出る蒸留したての“もろみ粕・もろみ液”を独自の配合したものを飼料として与え、抗生物質をほとんど使用せず、安全に飼育します。

離島のいいもの 沖縄セレクション もろみ豚

その中でもさらに品質の良いものだけを「もろみ豚」といいます。

「もろみ豚」は、もろみの成分が肉質を柔らかくし、甘味がありジューシーで、臭みがないことから、都内のレストランやホテルでも人気が高いそうです。

  • 川満精肉店:もろみ豚販売&とんかつ屋
    沖縄県石垣市新川2325-1

この“石垣島もろみ豚”が「離島のいいもの 沖縄セレクション」で全国どこからでも購入することが出来ます。

  • 離島のいいもの 沖縄セレクション
    https://okinawaselection.jp/

◆夕陽の名所「サザンゲートブリッジ」

石垣島_サザンゲートブリッジ

石垣島を訪れたら、市街から近い「サザンゲートブリッジ」へ足を運んでみてください!

現在建設中の人工島と石垣島をつないでいる橋が「サザンゲートブリッジ」です。

東方に登野城漁港、西方には石垣島の中心部が一望でき、ゆっくりとした時が流れる島時間に癒されながら、橋の上からは夕陽が水平線に沈んでいく様子を見ることができる絶景スポットです。

■ウムズナー獲り体験

石垣島_ウムズナー(イイダコ)料理

八重山の冬の海遊びと言えば、深夜1時に海岸で「ウムズナー獲り」を体験!

石垣島では飯蛸(イイダコ)のことをウムズナーと呼び、石垣島では秋~冬の遊びとして「ウムズナー獲り」が人気です。

全長約20cm前後の小型のタコで北海道以南や東京湾などにも生息しており、旬のこの時期は卵をもっていて、絶品です。

関連情報:山口県“冬一番ぜいたく”旅

  • ytv「遠くへ行きたい」
    毎週日曜 朝7:00~放送
    http://www.ytv.co.jp/tohku/

次回、2343回は渡辺徹さんが千葉で「江戸前グルメ旅!」